イチゴだけが主役じゃない!ケーキにピッタリなフルーツたち

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イチゴだけが主役じゃない! ケーキにピッタリなフルーツたち

ケーキでフルーツといえばやはりイチゴの乗ったショートケーキを想像する方が多いかと思います。しかし、ケーキに合うフルーツはイチゴだけに限りません。他にもいろいろなケーキに合うフルーツをご紹介しましょう。

1.季節によってフルーツを選ぶ

ケーキとフルーツの相性は良く、いろいろなフルーツケーキがあります。もちろんご自身が好きなフルーツが乗ったケーキを選ぶのがベストですが、乗っているフルーツがフレッシュであるならやはりフルーツの季節を感じながら選ぶのがベストでしょう。

 

1-1.春のフルーツ

春にオススメのフルーツというとイチゴのイメージがあるかもしれませんが、イチゴはどちらかというと冬から春の初めあたりまでです。その後の春シーズンでおいしくなるのがマンゴーです。国産のマンゴーの旬は47月頃になっています。また、春先には日向夏などもシーズンを迎えます。

 

1-2.夏のフルーツ

夏のフルーツでケーキとの相性が良いものとなるとまずはあんずでしょう。あんずのシーズンは67月頃。他にもブルーベリー、すもも、桃などが夏のフルーツとしてケーキを彩ります。

 

1-3.秋のフルーツ

食欲の秋ということでおいしいフルーツの多い季節でもあります。その中心となるのが ブドウでしょう。巨峰からシャインマスカットまで、多くの種類がケーキと抜群の相性です。また、秋が本番なのが栗。栗のケーキといえばモンブラン。モンブランも秋を彩るケーキの代表格といっていいでしょう。

 

1-4.冬のフルーツ

冬のフルーツといえばやはりイチゴ。ショートケーキには欠かせないフルーツといえます。また、ミカンなど柑橘系のフルーツもケーキとの相性は良く、フルーツケーキには欠かせない素材といえるでしょう。

 

2.フルーツとケーキの相性

フルーツとケーキの関係を考えた時、何でもかんでも生クリームを使ったショートケーキに乗せればいいというものではありません。それぞれのフルーツに合わせたケーキの作り方があり、職人はその作り方を日々研究しているといっても過言ではありません。それでもおおまかなルールはあるのかと思いまとめてみました。

 

2-1.生クリームと相性のいいフルーツ

生クリームは基本的に甘いわけですから、ここに合わせて良さが出るのは「酸味のあるフルーツ」ということになるでしょう。イチゴも多少の酸味があるためショートケーキには合うフルーツということができます。

同じように酸味のある柑橘系のフルーツや、甘味を強調していない種類のブドウなどは、酸味はなくともサッパリ感があるので生クリームとの相性は良いといえるでしょう。

 

2-2.タルトなどに向いているフルーツ

あまり生クリームを使用しない、タルトなどに向いているフルーツは、そのフルーツが強い甘さを持つケースでしょう。桃やマンゴー、あんずなどはフルーツタルトのようにあまりクリームを使用しないケーキに向いているフルーツといえるでしょう。

 

2-3.そのフルーツ独特のケーキも

上で少し触れたモンブランなどは栗を使った独特のケーキといえるでしょう。モンブランの場合、栗の味を強く出したり、クリームと味を融合させたりとさまざまなかたちで販売されています。また、パイ生地にリンゴを挟んで焼き上げたアップルパイも独特なケーキといえるでしょう。リンゴは焼いて甘さが出るフルーツで、この調理法にピッタリのフルーツといえます。

 

3.まとめ

ケーキとフルーツの相性が良くなるかどうかは組み合わせ次第です。そのフルーツに最適なケーキであれば最高の相性になります。そんな思いを毎年のケーキ作りに生かしているのが私たち「Patisserie plantes(パティスリープランツ)」のケーキです。

私たちプランツは地元九州の素材を大切にしています。卵や小麦粉といったケーキの基本となる材料から季節のフルーツまで。地元福岡産、もしくは九州産の素材を使って最高のケーキを提供しています。春は宮崎の日向夏やマンゴー、夏は地元の大牟田産のあんずやブルーベリー、すもも。秋には同じく地元大牟田産のブドウやシャインマスカット、冬にはみやま産のあまおうなどを使用し、その素材を引き出すケーキを作っています。

同じフルーツでも年によって特徴が違います。毎年入荷した九州産のフルーツの特徴を見極め、お客様にそのおいしさをもっとも感じていただけるように工夫します。それがプランツのモットーになります。季節の味を感じたくなったら。プランツのケーキでその規制角最高の味わいを感じていただければ幸いです。