ケーキに使う生クリームとはどのようなもの?|大牟田の洋菓子店プランツ

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ケーキに使う生クリームとはどのようなもの? 生クリームの種類について

生クリームはケーキ作りの上で欠かすことはできません。生クリームはお店によって作り方や使用するミルクの配合が異なり、味わいも大きく違います。生クリームのおいしさで、ケーキのおいしさも決まります。このページでは、生クリームにまつわる豆知識をご紹介していきましょう。

1.おいしい生クリームとは

おいしい生クリームとは、一体どのようなものなのでしょうか。結論からいいますと、実は答えはありません。それは、ケーキによって使用する生クリームが違うからです。おいしさを決めるのは、そのケーキに最適な生クリーム合わせているかどうかにかかっています。生クリームにはさまざまな種類があり、その知識も必要になるということです。ケーキ屋さんではケーキによってどの生クリームを使うのかを決めています。

 

2.生クリームの硬さの種類

違いを知る上で大切なことは何分泡立てをしたかです。そのため泡立てた時間によってどのようなクリームの状態になるのか、どのような時に使えるのかを覚えておくとクリームを泡立てる目安がわかります。

 

2-1.とろとろ

泡立てが6分未満のクリームはとろとろの状態です。このクリームはとろとろになっているためコーティングなどには不向きです。その一方で生クリームソースとして使用できますので、とろとろの生クリームを使用したい時は6分未満を目安に泡立てるようにしましょう。

 

2-2.なめらか

6分程度泡立てしたクリームは、泡立て器ですくうと流れ落ちるのが特徴です。なめらかなクリームは、コーティングをする際の生クリームに向いていますので、ムースやババロワで使いましょう。

 

7分泡立てたクリームと見た目ではあまり変わりませんものの、6分のものに比べて固い特徴があります。そのため7分泡立てた生クリームは、焼き菓子などのクリームに使用するとおすすめです。

 

2-3.硬い生クリーム

8分以上泡立てしたものは、ショートケーキなどで使われます。その特徴は泡立て器ですくうとおじぎをするような仕上がりになります。

 

ショートケーキ以外にもロールケーキなどでも使えます。しかし泡立てが甘いとゆるくなってしまい、土台が不安定になりコーティングがうまくいかないことも考えられます。ショートケーキを作る時は、作り方を意識して泡立てをするようにしましょう。

 

3.泡立てに失敗した場合

自宅で生クリームを作ると時失敗してしまうこともあります。失敗に大きく関係しているのは泡立てです。失敗した時は次の方法で修正しみてください。

 

3-1.泡立てが足りない場合

絞りから出した時、思い通りの固さになっていないのであれば、泡立てが足りない可能性があります。このような場合は、再度泡立てをして硬くなるようにしましょう。泡立てが足りない場合は追加で泡立てを行えば調整できます。

 

3-2.硬くなりすぎている

生クリームが固くなりすぎている時は、新しいクリームを少しずつ入れて生クリームの固さを調整していきましょう。泡立て器ですくった時に生クリームがおじぎをするようになれば、ケーキなどに使用できます。それ以上柔らかくしたいのであれば、更にクリームを入れて調整しましょう。

 

生クリームを作る上で、冷やしながら、泡立てることが一番重要となります。

 

4.まとめ

生クリームは硬さによって種類があり、ケーキ屋さんでは使い分けていることをご説明しました。ケーキ作りには生クリームの硬さにも配慮する必要があることを理解していただけたでしょうか。

大牟田市の洋菓子店「Patisserie plantes(パティスリープランツ)」の生クリームは、パティシエが日々丹精を込めて作っています。全国から良い材料を集め地産地消にもこだわり、生クリームにおいては、地元大牟田のオーム乳業と北海道産の生クリームを独自ブレンドで深い味わいを追及しています。

またカフェスペースも併設しておりますので、ドリンクや軽食を楽しみながら、ケーキを味わっていただくこともできます。キッズコーナーも設けていますので、小さなお子様連れでも気兼ねなくご利用できます。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。